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「木は地球の神であり、また王である」
この言葉をお聞きになられた事がある方は多いと思う今、中山間地で農地が荒れています。
閉校になったグラウンドもそうですが、4・5年で雑木が生え、ここが農地だったのか?
又、グラウンドだったのか判らなくなってしまい、木々の生命力の強さを垣間見ることができます。
その、強くしなやかな木材を一本一本研ぎ澄まされた刃物によって加工して木を組んで参りました。
切れる刃物は形成層を傷めず、とても美しい木肌を見せてくれるのです。
その木肌に惚れまして彫刻まで始めてしまいました。
誰にも負けない熱き想いにて、強く優しい200年住宅を提供すべく精進してまいります。 |
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※上記の写真は、2009年9月19日に、「上越タイムス」妙高頸南版に掲載された記事です |
大工となり早、40年の年月が過ぎて参りました。
思い出多き現場も数多くありました。
その中で最も思い出される現場の話をしてみたいと思います。
その現場とは、上越市内のS邸の事です。
プランニングから設計図書作成、見積り、契約、工事着工となった訳ですが、
施工主のSさんは私にこう言ったのです。
「大工さん。この家に断熱材は一切いれないで欲しい。」
「基礎と軒天のガラリは、通気にはできるだけ大きいものを沢山取り付けて欲しい。」
「後は、設計図書の通りでお願いします。」 と。
皆さんは、この言葉をどのように受け止められるでしょうか?
高気密、高断熱住宅が主流のこの時代に、このような申し出をする施工主さんがいたのです。
工事をしながら色々とSさんと話をする中で、
「私はこの家を100年間使って行きたいのです。そのためには、風通しの良い、スカスカの家を創りたいのです。」
大工曰く、冬寒くないですか?
「寒かったら、ドテラ着て、熱燗ですよ。ハッハッハッー!」
奇妙に思えるかも知れませんが、本当にあった話です。
このSさんとは、今でも仲良く交流を深めており喜んでもらえる事に
大工としてこの上なく喜びを感じております。
そして、又、その喜びを皆様方と共有できる事を願っております。
「住まいのレスキュー」として、お役に立てれば至上の喜びにと思い、スタッフ一同精進して参ります。
住まいの事で、お悩みのことがありましたなら、事の大小に関わらず、ご一報ください。
「熱き想い!」にて、ここにご案内申し上げます。 |
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